ディアヴォーカリストが本当に最高のコンテンツだって話
前々からこのコンテンツのことを好きだったんですが最近改めて聞き直してたらどうして人類ってディアヴォ(ディアヴォーカリストの略称)を聴いている人の方が少ないんだろう……?と疑問が深まってしまい暴れたので今更ですが布教用のはてなブログを書いていきます。
ディアヴォーカリストとは?
Rejetから発売されている音楽+シチュエーションCDシリーズ。簡単なあらすじを言うと、CD売れなきゃクビと事務所から宣告され窮地に立たされたクズヴォーカリストたちが彼女(あなた)に支えられつつ生き残りをかけあれこれ頑張るというストーリーです。
シチュエーションCD?乙女向きなら自分は関係ないかな……と思った方ちょっと待ってほしい……!勿論メインターゲットはその層で間違い無いんですが、わたし個人としては乙女向けを普段触らない人も絶対楽しめるコンテンツだとディアヴォの持つポテンシャルを信じているので良ければ………最後まで……見て……………
◎キャラクターのギャップが最高
まずファンに向ける表の顔と彼女(あなた)だけに見せる裏の顔のギャップを楽しめるのがディアヴォのいちばんの魅力!公式で事務所とキャラクターごとのツイッターアカウントがあり、CD発売前からヴォーカリストたちと交流ができたのですが、あくまでもファンへの対応のため、実際に彼女に対しての、素の彼らはどうなのかは分かりません。ツイッターとCDで余りのギャップのため発売後賛否両論になったキャラクターもいた程でした。
CDを聞くまで彼らがどんな素を見せてくるのかわからない!*1
ファンの前ではクールな彼も小悪魔ファンサ神な彼も、実は彼女の前では……!?というキャラクターの裏表を楽しめる作品です。
◎リアル感
ツイッターで時事ネタを入れてくるしご飯の写真も上げるしCDで彼女とデートしている場所は実際に聖地巡礼できるしファンとして送ったファンレター*2に対してツイッター上ではあるがお返事もしてくれる。本当に彼らは同じ現実を生きている……と思わせてくれるしかけがいっぱいです。またあるキャラは公式ツイッターで突然大切なお知らせとして活動停止の発表がされツイートが一時休止したり、あるキャラは突然深夜に病みツイート(?)をし直ぐにツイ消しをするなど、またそれらがCD本編の伏線として全てストーリーが繋がっていたりもするので、リアルタイムで追いかけると更に楽しいコンテンツになっています。
CRから大切なお知らせ(1/4)
— クライマックスレコード広報 (@climax_records) 2017年7月24日
この度、クライマックスレコードは諸事情により弊社所属バンド【篝火】のVo.【ジュダ】に対し、【期間未定の自宅謹慎処分】を科すことを決定致しました。それに伴い、各種活動並びに本人のツイッターアカウントについても当面の間【停止】とさせて頂きます。
オタク向けネットニュースにも載った活動停止報告ツイート
個人的にいちばん現実と二次元を混濁しえっ?!こんなことある!?となった出来事として挙げておきたいのは、リアルライブがライブハウス赤坂BLITZで行われた後閉館が決まり、その閉館する件がのちに発売されたCDの本編で触れられたことです。ツイッターだけでなくCDにまでリアルタイムの出来事を反映していく…… ここまで現実と倒錯する作品、なかなか無くないですか?
◎キャラクターの変化、成長
前述したようにヴォーカリストたちは現実を生きているので(?)我々人間が日々生きていく中で考え方が変わったり学んで成長していくように、同じように変化していきます。新しいシリーズが発売されていくたび、彼女との関係性もすこしずつ変わっていったり、またはバンド内のメンバーやらヴォーカリスト同士の絆も生まれたり生まれなかったり……
ネタバレになってしまうエピソードなんですが、希死念慮を持っていたキャラクターが彼女との関わりの中で変化が生まれ、「いけすかない未来は死後に任せておけよ 君とどう生きるのかに必死」という歌詞を書くに至った、という流れがわたしは本当に大好きです。
文脈に弱いオタクはディアヴォーカリストのことか大好きになってしまうはず…
◎楽曲とシチュエーションパート
音楽+シチュエーションCDシリーズという媒体で展開されているディアヴォーカリストですが、曲だけが収録されているアルバムも発売されていますし曲のみダウンロード販売もしています。楽曲が本当に最高なので(作曲はみんな大好きR・O・Nさんです!)勿論曲単体だけでもめちゃめちゃ楽しめるコンテンツ、なのですが……。
ディアヴォーカリストという作品における楽曲は、いわゆる一般的なオタク作品で言うキャラソンのようなものではありません。実際のバンドマンが自己表現を音楽という形でしているように、バンドマンであるヴォーカリストたちが己の生き様や心情をぶつけるべく本気で魂削って作り上げた楽曲、という位置づけなので、彼らの人生が描かれているシチュエーションパートと密接に関係しています。先ほどのキャラクターの変化、成長で触れたエピソードのように、シチュエーションパートを聞くことでどういった意図があってどういった気持ちで作り出された曲なのかが見えてくるため、楽曲とシチュエーションパートどちらも聞くことで作品を深く楽しむことができます。
ちなみにドドドストレートなラブソングもあの彼女のことをこんな風に歌っているんだ…………とCDを聞いたオタクはわかってしまうので、この男彼女のこと大好きじゃん!!!!!!!と暴れてしまう。そう、ディアヴォーカリストの男たちは彼女のことが大好きなんですよ。(はい)
【最愛】
— 岩崎大介 (@Iwasaki_Rejet) 2019年12月30日
年末ということで今年創った曲でも、最も感情を揺さぶられた一曲を選んだ。実はM2だったが、RON君の曲が良すぎてM1にした。歌唱的には間奏の「ひとりだけ」、壮馬君の表現力に脱帽した。
「きみ」の為に書いた歌詞、だれかが、どこかでまってる。https://t.co/DsZ7qbBvFi
歌詞は心の鏡みたいなものだな、と思った。私が作ってるのは「キャラソン」なのだが、ただただ設定をなぞるだけの上辺の歌詞ではなく、作詞と作曲とイラストとキャラが混ざりあい着火する様な、よりシャーマン的に作詞した一年だった。「キャラクターを降ろす」という言葉がしっくりくる。
— 岩崎大介 (@Iwasaki_Rejet) 2019年12月30日
作詞した岩崎大介さんもこう言ってます 最愛、良い曲すぎて紅白で歌って欲しかった
シチュエーションCDを聞いたことがないひとにもぜひ触れてみてほしい!
それぞれ愛し方は違えどみ〜〜〜〜んな彼女のことが大好き!で巨大な愛の物語ではあるのですが、バンドマンとイチャイチャするのがメインのシチュエーションCDというよりバンドマン・ヴォーカリストたちの人生の一部を彼女という視点から描いたドラマCD*3……と言ったほうが個人的にはしっくりきます。
また男女カプを一度でも好きになったことがある人にも聞いてほしい!是非!乙女ゲームのように男複数人に対してヒロインが1人、ではなくてキャラ1人につき彼女が1人いる!運命!彼女のビジュアルも声も無いけど無個性というわけでは無いのでめちゃめちゃCPとして推せます!かわいいカップルがいっぱいです もちろん夢女さんにもおすすめです、夢女未経験フォロワーを夢に引きずり込むことに成功しています(実績)
気になった方は是非CDに手を出してみてほしいです!なんと6期、始まります!ずっと休止中だったキャラクターのツイッターも復活しています!YouTubeの公式チャンネルもできました!今!このタイミングに是非〜!!!
\超パンダ的❤重大発表!!!!!/
— クライマックスレコード広報 (@climax_records) 2020年9月4日
さらに! この度クライマックスレコードでは
公式YouTubeチャンネル『CLIMAX TUBE』を立ち上げました!
アルバムやBOOKの詳細は勿論、
新情報続々公開予定!
🎞CLIMAX TUBE👇https://t.co/pbJW3EthgF#超パンダ的重大発表🐼#ディアヴォーカリスト#ディアヴォ pic.twitter.com/eLal3AmvX9
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